Pythonで遊ぼう!基礎編 ③ VSCodeで初めてのPythonプログラムを作ろう!

基礎編
クラウチングスタート!

この記事には、PR部分にUdemyのアフィリエイトリンクを含みますが、記事の内容は筆者が独自に作成したものです。記事の作成についてUdemy様から報酬等を受け取って作成したものではありません。

スポンサーリンク

イントロダクション

基礎編の第三回目となる今回は、Visual Studio Code(VSCode)を使って初めてのPythonプログラムを作成する方法について解説します。
VSCodeは、Microsoftが開発した無料のコードエディタで、その多機能性と拡張性から世界中の開発者に愛用されています。Pythonももちろんサポートしており、初心者から上級者まで幅広く対応しています。インストールは以下の記事から。

今回は、VSCodeの基本的な使い方をメインに、初めてのPythonプログラム作成、複数行のPythonプログラム作成までを実践します。プログラミング初心者でも安心して読み進められるような丁寧に説明を心がけます。
新しいスキルを身につけ、Pythonプログラミングを楽しみましょう!

PR

プログラミング言語の人気オンラインコース
ITとソフトウェアの人気オンラインコース

VSCodeでプログラムを書いてみよう

VSCodeでプログラムを書く前に少し下準備をしましょう。
デスクトップで右クリック、新規フォルダを作成し、「playpython」と名前を付けましょう。

vsc0

次に、VSCodeを起動し、画面左上のアイコンをクリック、「フォルダーを開く」をクリックします。

vsc1

デスクトップから、先ほど作成したplaypythonフォルダを開きます。

vsc2

画像「playpython」の隣のアイコンをクリックして新しいファイルを作成、ここでは「 test.py 」とファイル名を付けます。ファイル名の「 .py 」は、Pythonのプログラムファイルの末尾につく拡張子です。Pythonのコードファイルを作成する際には、拡張子を付けるようにしましょう。

vsc3

これでpythonのプログラムを書く準備が完了しました。

最初は復習として

print(”Hello, World”)

を書いて実行してみましょう。

vsc4

プログラムを書いた後は、一度「Ctrl+S」で保存してください。
その後、画像の矢印部分をクリックすると実行できます。

vsc5

画面下部に、出力コンソールが出現し、「 Hello, World 」と出力されていることが確認できました。
おめでとうございます!VSCodeを使った初めてのプログラミングの成功です。

複数行のプログラムを書いてみよう

では、次はちょっと入り組んだコードを書いてみましょう。
先ほど同様に、PLAYPYTHONの隣のアイコンから新規ファイルを作成し、ファイル名を「 test2.py 」と名前を付けましょう。

vsc6

作成するプログラムは、ガチャの「SSR」、「SR」、「R」をランダムに出力するようなプログラムとします。
ランダムに結果を出力するにはどうすればよいでしょうか。必要な要素は下記の記事で既に紹介しています。

randomモジュールをインポートし、変数として定義したリスト( [ ] で囲んで作成)の中から、ランダムに結果を選ぶというプログラムが作成できるはずです。

import random  # randomモジュールをimport
data = [ ‘SSR’ , ‘SR’ , ’R’ ]  # date変数としてリストを作成
date_choice = random.choice(data)  # random.choiceという命令を(date)に実行
print(date_choice)  # 結果を出力
vsc7

上記コードを打ち込み、「 Ctrl + S 」で保存後、再生ボタンまたは「 Ctrl + Alt + N 」で実行してください。
画面下部の出力コンソールに結果が出力されました!

出力コンソールが文字化け?

VSCodeで下記のような日本語を含むプログラムを書いたとき、結果を表示する出力コンソールが文字化けしてしまうという方がいるかもしれません。

print("こんにちは")
# もしくは
input("好きな文字を入力してください")

その場合は、以下の手順を実行してください。

コントロールパネルを開く

vsc8

「地域」を選択

vsc9

「管理タブ」から「システムロケールの変更(C)」

vsc10

「ベータ:ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF8を使用(U)」のチェックボックスにチェックを入れる。

以上の手順が終わりましたら、PCを再起動し、VSCodeで上記プログラムを再度実行してみてください。出力コンソールの文字化けが解消されていると思います。

Jupyter Notebook のインストール

初めてのPythonプログラムを作成を無事終えることができました。このように、簡単なプログラムであれば、今の状態でプログラミングをすることができます。

しかし、例えば、入力フォームを作ってその出力結果をVSCodeのコンソールで確認するなどの際、今のままでは不十分です。

下記のプログラムを実行してみましょう。

moji = input("好きな文字を入力してください ")
print("文字列",moji,"が入力されました")

出力コンソールに”好きな文字を入力してください”と出力されますが、入力フォームが出現してくれません。実際にフォームを確認するには、いったんファイルを保存して、「実行とデバック」から動かすなど、すこし手間がかかります。

そこで、Pythonをより快適な環境でコーディングするために、Jupyter Notebookのインストールをしていきます。

Jupyter Notebookは、Pythonでプログラミングする際に、プログラマーに優れたインターフェースを提供し、フォーム表示やグラフ・画像表示などをサポートしてくれます。

vsc11

VSCodeの拡張機能タブから、「jupyter」を検索し、インストールしてください。

vsc12

インストールを終えたら、表示→コマンドパレットから「 Create:New Jupyter Notebook 」を選択します。

vsc13

上記画像のようなエディタが表示されます。

vsc14

「カーネルの選択」をクリック

vsc15

実行したいPython環境をクリックしましょう。3.12.0を選択します。

vsc16

右上の表示が「カーネルの選択」から「Python 3.12.0」に変わっていることを確認したら、もう一度上記コードを入力し、左の赤い枠線の再生ボタンを実行してみましょう。

vsc17

すると、ipykernelパッケージが必要ですと表示されますので、「インストール」を選択。

vsc18

プログラムが実行され、入力フォームが表示されました。

vsc19

入力フォームに自由な文字列を入力すると、直下に入力結果が表示されます。

プログラムの保存時は、「 Ctrl + Shift + S 」を押します。Jupter Notebookを使用したファイルの拡張子は、「 .ipynb 」です。保存時に拡張子をつけましょう。今回は「 test.ipynb 」で保存します。

以上で、Jupter Notebookのインストールと、使い方の説明が完了しました。Pythonプログラミングする際は、Jupyter Notebookを利用するプログラムかどうかで、「 .py 」と「 .ipynb 」を使い分けていきましょう。

まとめ

お疲れ様でした!今回は、VSCodeを使ってPythonプログラムを作成する方法を学びました。最初はシンプルな”Hello, World”から始め、ガチャプログラム作成、出力コンソール文字化けの対応、Jupter Notebookのインストールまでを学習しました。
これらの基本的なスキルは、複雑なプログラムを作成するための土台となります。
Pythonは非常に強力で多機能な言語であり、その可能性は無限大です。これからも学び続けて、新しいスキルを身につけていきましょう。

次回の記事はこちら

PR

プログラミング言語の人気オンラインコース
ITとソフトウェアの人気オンラインコース

コメント

  1. 一時中断していましたが、再びPythonの勉強を始めようとして、こちらのサイトを見つけました。とても丁寧でしかもPythonのバージョンもあたらしいものなので、とても読みやすいです。少しずつ思い出しながらやっていきたいと思いますので宜しくお願いします。

    • 少しでもこのブログが学習の手助けになれば幸いです。
      暖かいコメントありがとうございます!

タイトルとURLをコピーしました